✖️
私達にくだされた結果は
○でも
△でもない
×
だった…
長くて短いモノが終わった
。。。。。。。。。。。。。。。。。
私は何も、、、本当に何も
考えられなかった。
嬉しくも
楽しくも
悔しくも
悲しくも
苦しくも
感情がどっかにいってしまい
ただ、ただその場にいる事が精一杯だった
マルオは何を思っているのだろう
隣にいるのに遠く感じる
先生との話は
時間にして5分～10分くらいだろうか
マルオは念のためホルモンなど影響がないか
血液検査をするためにそのまま診察室に
残り私だけ診察室を後にした
昨日寝てないからだろうか。。。
それとも現実を受け入れられないからだろうか
涙も何も出てこない
ただ時が過ぎるのを待っているだけ
ボッート外を見ていた。
いつの間にか、隣にマルオが居て
名前が呼ばれ会計を済ませ
もう来ることはないであろうクリニックを
後にした…
奇跡はおきなかった。。。
外の冷たい空気を吸って
ようやく現実に引き戻された
感じがした。
〝これで本当に終わりなのかな？？〟
〝ありませんでした。
はい分かりました！
って気になれないんだよな…〟
マルオが言った。
マルオがそう言うと不思議と
終わりじゃないような気がしてきた
医療ではこれが限界。
でも何かあるんじゃないか。
きっと他に何かあるんじゃないか。。。
何の根拠もない想いだけがフツフツとつのる。
帰りは高速バスで帰った。
ドッと疲れが押し寄せたらしく
私はひたすら
とにかくひたすら
寝た
