秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

妊活〜判定日〜

 

どこかで

 

 

 

1%だけ願っていた。

 

 

 

〝妊娠してますよ、、、〟

 

 

 

、、、と

 


言う言葉を聞きたい、、、

 


と、、、

 

 

 

 


。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

〝あぁ、、、ダメだったーーー、、、〟

 

 

 

マルオと共に診察室へ入ると

先生が大きな声で

とっても悔しそうに

 


言った。

 

 

 

〝卵の状態も良かったし、

出血も着床出血だと思っていたんだけど、、、

本当に残念だ、、、〟

 


と、、、顔を赤らめて言ってくれた。

 

 

 

分かっていたけどやっぱり辛い。

 

 

 

1度目の治療よりも

はるかにダメージが強い。

 

 

 

私たちの目の前に置かれた

血液検査

 


hCG 2

 


という値。。。

 


紛れもなく妊娠していないその数字を

みて現実を知る。

 

 

 

2度目の治療が終わった。

 

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

私は冬が嫌い。

 


寒くて

体が強張る感じが嫌い。

 


すぐに陽が落ちて暗くなって

寂しくなるあの感じが嫌い。

 


緑が枯れて木が枝だけに

なっていく感じが嫌い。

 

 

 

冬が大嫌い。

 

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

判定日をもらったその日、、、

ニュースに取り上げられるほど

12月にしては驚くほどに

温かい日だった。

 


私とマルオはクリニックで判定を

もらいそれぞれ

 


マルオは仕事へ、、、

私は家へ、、、と帰宅した。

 


帰る道中、12月だというのに

温かくて着ているコートを

脱ぎたくなるほどだった。

 


空には雲一つない青空。

 


家に着くまでの間

冬という事を忘れ

寒さを一切感じずにいられた。

 

 

 

私はこの穏やかで気持ちのいい気候を

卵ちゃんからの

ギフトだと思う事にした。

 

 

 

 


ごめんね、、、

育ててあげられなくて、、、

また会おうね、、、

 

f:id:mayumaruu:20191220162112j:image