秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

妊活〜採卵〜

 

ボロボロ

 


ボロボロ

 


たくさん泣いた。

 

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

15時に採卵。

 


朝の9時までに食事を済ませて

それ以降は

食べる事、そして、何か飲む事も

全て制限された。

 

 

 

朝起きて私は着ている服を

全部脱いで真っ裸で鏡の前に立ち

蕁麻疹の確認をした。

皮膚科の先生の処方が

素晴らしく効き、

昨日とは打って変わって

別人の肌の感じがした。

あぁ、、、よかった。

一つ不安がとけホッとした。

 


15時までの間、

洗濯をして

食器を洗って

トイレ掃除をして

と、、、とにかく気を紛らわした。

 


マルオはこの日も朝一で精液検査をしに

一足先にクリニックへ向かった

 

 

 

(大丈夫)

(大丈夫)

 

 

 

私は時間に余裕を持ってゆっくり

クリニックへ向かった。

到着してすぐに熱を測る

 


36.7

 


なかなかの体温に驚いた。

平熱はいつも36.0ぐらいなのに、、、

もしかすると〝冷え対策〟が

効いているのかも!!と毎日のルーティン

〝腹巻〟と〝冷えとり靴下〟の効果を実感した。

 


そして

 


〝マルコさーん〟と呼ばれ

 


手術着に着替えて

帽子をかぶって

トイレに行って

いよいよ診察台に乗った

 

 

 

(大丈夫)

(大丈夫)

 

 

 

9時から1滴も水を飲んでいない為

口の中がカラッカラになった

と、同時に

ドキドキが止まらずに

目がキョロキョロ動いてしまう。

 


看護師さんが

 


〝緊張してる?大丈夫よ!〟

 


と話しかけてくれ、

その一言だけだけでも

最高に救われた。

 

 

 

 


(大丈夫)

(大丈夫)

 

 

 

 


数分して先生が入ってきて

 


〝じゃあ、はじめますね〜〟といって

 


ついに採卵がスタートした。

 

 

 

局所麻酔なのか、、、

卵を採卵している時なのか、、、

 


想像していたけど、、、

下腹部にくる強い痛み、、、

注射とか、擦り傷とかそんな痛みじゃない。

 


ギューーーー

って子宮を絞られてる感じの、、、

ニガイ何ともいえない痛み。

 


それが、何度も何度も押し寄せる。

私は目をギュと閉じて

とにかく耐えた

 

 

 

 


(大丈夫)

(大丈夫)

 

 

 

 


すると、先程話しかけてくれた

看護師さんが私の肩をさすって

 


〝大丈夫!大丈夫!力抜いてー〟

 


といって寄り添ってくれた。

 


左側が終わりつぎは

右側にうつった。

 


またしてもズキーーーンとした痛み

 

 

 

〝痛っ〟

 

 

 

冷や汗が出る感じ

 


〝もう少しで終わるよー〟と

 


肩をさすってくれる看護師さん

の言葉が唯一の癒し

 


〝はい終わりです〟

 


先生の〝終わり〟という言葉に

ホッとして涙が流れた

ゆっくりと手術台からおりると

 


〝よく、頑張ったね〟と

 


ずっと肩をさすってくれた看護師さんが

声を掛けてくれ

私は泣いた。

 


看護師さんの優しさになのか、

採卵が終わり安堵した事になのか、

それとも、、、

ここまで治療が進んでいるという

現実になのか、

 


色んな思いが溢れ出て

涙と鼻水が止まらなかった

 

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泣きながら手術着から普段着に着替え

ていると培養土さんがきて

私にファイルを見せてきた

そこには

 


〝採卵できました〟

 


と大きく書いたカードが入っていた。

 


そうか、、、

ここには私だけではなく色んな女性が

手術を終え休んでいる。

うまくいった人

うまく行かなかった人

声を出さずに結果を伝えるという

クリニックの配慮がそこにあった。

 


あぁ、ちゃんと

採卵できたのか、、、

とまた泣いた。

 


その後、2時間ほどベッドで休んだ。

私は一睡も出来ずに

ただ、ただ時間が過ぎるのを待った。