秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

妊活〜精子!!ついに発見!!〜

 

〝あきらめるな!!!〟

 

 

 

よく高校時代の顧問に言われ続けた言葉。

私は高校時代その高校でも

1.2位を争うほどの厳しい部活に

所属していた。

 


休みは365日のなかで片手におさまるほどで

正月も明けてすぐに開始していたし

修学旅行に行ってまでも朝練があったし

夏休みの合宿では深夜まで走り続けていたし

20人近くいた同じ学年の部員は

気付けば5人になっていた、、、

 


私も辞めたい。

私も辞めたい。

私は辞める。

 


と毎日朝起きる度に呪文のように唱えていた

 


だけど

いざ部活が始まると結局苦しいながらにも

しっかりと最後までやってしまう。

 


それは何でなのか、、、

 


ここで辞めたら何だかこれから歩んで行く

人生でとても後悔しそうだと

10代ながらに感じ、結局3年間見事に

やりきった。

 


インターハイも目の前というところで

私達は負けた。。。。

 


当然、悔しくてたくさん泣いた。

でもどこか、やり切ったと

心は清々しかった。

 


その後、私は進学で上京して

就職してマルオと出会い今現在に至る

 


私の諦めが悪い根底には

あの時の部活が多少なりとも

影響を与えていると思う。

 


だから私は最後まで

〝あきらめず〟

やり遂げたい

 


。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

 

〝では、結果は明日分かりますので

お昼頃、クリニックへ電話をしてください〟

 

 

 

と、マルオは昨日

精液検査後に受付で言われた。

 


時計の針はあと少しで12時をさそうと

していた。

 


お腹がキューと痛くなる

なんだか頭痛までしてくる

 


どんな結果でも受け入れる!!!

私の中で覚悟が決まった!!!!

 


〝マルオ〜そろそろ電話してみたら〜〟

 


ソファに寝そべっているマルオに促す

マルオは携帯を持って隣の部屋に行き

昨日、検査をしたクリニックへ

電話を掛けた

 

 

 

何も聞こえない。

 


いや、

 


わざと聞こうとしないようにしていた。

 


マルオを待っているあいだ、

 


ものすごく長い時間に感じた。

 


気にしない!!と

自分に言い聞かせつつも

どうしても

願ってしまう。

望んでしまう。

 

 

 

 


〝ガチャ〟

 

 

 

扉が開いて結果を聞いたマルオが

入ってきた

 

 

 

マルオと出逢って十数年、、、

何も言わずともマルオの顔をみたら

結果が良い事が一目で分かった

マルオは両手をバンザイと挙げて

 


〝7ひき、見つかった!!!〟

 

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と言った。

全身が熱くなった。

 


〝マジで!!!〟

 


私も大きな声を上げた。

 


マルオの体からマルオの精子が、、、

あんなに望んでいた精子が、、、、

「0」や「×」をくだされ続けてきた

マルオからついに精子が確認できたのだ!!

とても、とても嬉しかった。

 

 

 

そして、冷静になり

電話でどんな事を言われたかを

聞いた。

 


約、1年前不妊治療をスタートした際に

行った精液検査での

マルオの精液量は約3.0mlだったのに対し

 


昨日行った際には

なんと6.0mlと、量が2倍に増えて

いたとのこと!!!

 


その精液を5分割して確認し

そのなかで精子が7ひき確認出来た

との事なのだ。

 


そして7ひき確認できたうちの

5ひきが顕微授精に使えるとのことで

その精子は冷凍凍結をお願いした。

 

 

 

大切で愛おしい精子。。。

 

 

 

1週間後に今後の事についてと、

またしても精液検査を行うために

予約をいれた。

今度は私も一緒にいく!

 


精液検査をまたやる理由として

精子確認が出ている時に

続けて検査を行う事で

また出る可能性があるかららしい。

 


凍結して、「いざ!!」という時に

使えない事もあるので、やはり数が

多い方が良いようだ。

 


数が多ければ多いほど

妊娠の確率も上がるというわけだ

 

 

 

 


諦めなくて本当に良かった。。。。。

 


心からそう思う。

 

 

 

そして、

次なるステップへ行けるためには

まだまだ準備は必要だ。

 


でも、、、

今日は私達夫婦にとって忘れられない

1日となった。