ローマのクライマックスは
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朝からずっーーーと
ローマの街を旅してきて
足腰はなかなかの疲れをおびていた。
サン・ピエトロ大聖堂はマルオが
とても行きたいと言っていた場所。
重たくなった足と腰を2人で支えあいながら
荷物検査をして中に入った
大きな扉の先にあったのは
巨大なブロンズ製の天蓋。
ズドーーーーーンと目に入ってきた。
私もマルオも疲れなんてブッ飛んだ。
この巨大なブロンズ製の天蓋
〝ベルニーニ作の大天蓋だ!!!〟
この真下には、
聖ペトロが眠っている。
そう。これは日本でいうお墓だ。
私とマルオは祈りを捧げた。
そして目の前に神々しく現れたのは
十字架から降ろされたイエスの亡骸を胸に抱き、
悲しみの表情を浮かべる聖母マリア像。
マリアの胸元にはミケランジェロのサインが
刻まれていて、彼のサインが残る唯一の作品。
と言われている。
ミケランジェロは24歳でこの作品を
完成させたという。。。
人は年齢ではないと、、、
改めておもう。
この大聖堂は
とにかく気持ちが良くて
こういうのをきっと、
〝パワースポット〟
〝浄化〟
〝ヒーリング〟
と言うのだろう。
私とマルオはその場で
何もせずにただ、ただ
立ち尽くしていた。。。
外に出ると日が落ち大聖堂には
灯りがともされていた。
素晴らしいローマの旅に感謝しかない。