秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

100分の1

赤ちゃんは

卵子精子によって

できる。

 

このどちらかが無かったら

赤ちゃんは

できない…


。。。。。。。。。。。。

 

精子が確認できませんでした。」

 

衝撃の結果から

私は

何をしてても上の空だった。

 

でも

きっと

私よりも

夫=マルオはもっと

傷ついているだろう。。。

 

痛い程にマルオの気持ちが

わかるから

私は決してマルオの前では泣かなかった。

 

赤ちゃんの事を思うと

喉の奥がカッーと熱くなって

涙が溢れてきてしまいそうな時は

すぐにトイレに行った。

 

マルオがお風呂に入ってる間

真っ暗な寝室でひたすら泣いた。

 

でも決してマルオの前では泣かなかった。

泣いたら

マルオが壊れてしまうのではと

思ったから…。


。。。。。。。。。。。。。


100分の1


無精子症と診断される男性の数だ。

この一人に

マルオは選ばれてしまった…。

 

マルオは至って健康な人だ。

風邪を引いてもすぐに治る

健康診断をしてもいつも異常は

無い。

手術も入院も通院もした事がない。

健康優良児だ。

 


そんなマルオが

選ばれてしまった…

 

 

無精子症

 


原因は未だに分からないという。

生まれた時からなのか

幼い頃に何かあっての事なのか

成人してからの事なのか

 


射精は出来るがその中に精子

確認出来ない。

 


まだ

この時、医師からは直接

無精子症とは診断された

訳ではない。

 


だけど

今の世の中、自分達でも調べる事が

容易にできる。

一つ一つ辿っていくと

無精子症に当てはまる内容が

増えていく。。。

 


受け入れるしかなかった。

 


1.精液検査で精子が確認できない

2.睾丸のサイズが小さい

3.血液検査の結果
FSH値が高い(卵胞刺激ホルモン)

 

 


もっと。


もっと。


もっと…。


違う事で選ばれたかった。