秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

フーナーテスト

それではフーナーテストをするので
明日性交後12時間以内にクリニックへ
きてください。

 

 

 

 

・・・と言われた

 

 

始めて耳にする言葉

 

 


フーナーテスト

 

 

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


フーナーテストとは
簡単にいうとSEXをした時に
ちゃんと精子が子宮に向かって行ったのか
を調べる検査の事だった。


もっともっと詳しくいうとSEXした
12時間の間に子宮と腟を結ぶ
子宮頸管(おりもの)の粘液を採取して、
粘液に含まれている精子の数や運動状態を
見る検査だ。

 

この検査でしっかりと精子が確認出来たら
妊娠の可能性が高いとのことだ。

 

検査金額は約1000円ほど

 

どれだけ高いのか心配していたので
少しホッとする額だ。

 

いよいよ不妊治療の
ゴングが鳴った気がした。

 


。。。。。。。。。。。。。。。

 


夜中1時


私達はSEXをした。


どうかお願い。
ちゃんと精子
子宮に向かって行って。。。


と願いを込めて。。。


。。。。。。。。。。。。。。。。


〜翌10時〜

 

 

 

「では、性交渉は何時にされましたか?」

 

 


看護師さんに聞かれ答える。

 

 

そして、フーナーテストの採取が
スタートした。

 


痛みは全くなく
2〜3分で終わった。

 


そして結果をいつもの待合室で待つ。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。

 

きっと大丈夫。

別に何も気に止めなかった。

 


だから結果を待つ間、私はずっと

スマホで動画をみていた。


マルコさん


名前を呼ばれて結果を聞く。

 


0

 

そこには

マルと書かれた紙があった。

 

 

淡々と看護師さんが検査結果を

伝えてくる。

 


今回残念ながら精子の数は

ゼロ でした。

確認が出来ませんでした。

 

 

そー言われても

しばらくピンとこなかった。

 

まさか

なんで

嘘だ…

そんな言葉がグルグル回っていた。

 


看護師さんは

結果が悪くても

今回がたまたま相性が悪いだけ

って事もある。

だけど

オリモノや精子の状態に何らかの問題が

ある場合もある

…と説明してくれた。

 

 


でも、

私の頭の中には

0

0

0

の文字だけが強く鮮明に

回っていた。

 

 


「このまま 治療 を進めていきましょう」

 

 

この言葉を最後に

私は診察室から退出した。

 

そして

 

私のオリモノ検査
マルオの精液検査

 


という次の段階へと
突入することになったのだ。