秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

35歳という年齢

35歳

 

若いとは言えない年齢。

20代の時と比べたら疲れやすいし

シミやシワも増えてきた。

でも34、いや33、いや32歳の時とは

さほど

変わっていないと自分では思っていた。

 


35歳…

 


。。。。。。。。。。。。。。

 

いよいよ初診が始まった


先生が私達夫婦の前に、


紙を出してきた。


そこには棒グラフが書かれていた。

 

 


そして、先生はハッキリとした口調で

 

 


女性は生まれた時から閉経するまでの

期間に作り出す卵子の数は決まっている。

ということと

 

年齢を重ねるごとに、この卵子はどんどん

減ってくるということを

 

 

丁寧に説明してくれた。

 


頭の悪い私でもよく理解できた。

 

。。。。。。。。。。。。。。。

 


生理が始まった10代から20代と

いうのは最も卵の数が多く

だから、「性の授業」で

避妊をしっかりしなさい!!

と教えられるのだ。

 


だけど、これが

30代に入ると

卵の数はどんどん少なく減っていき

30代後半では20代の半分ほどにまで

減ってしまうのだ。

今は高齢出産が増えている。

その年齢の時に卵がどうなっているか…。

もう。想像できるだろう。

だから不妊に、悩む人が増えているのだ。

これが現状なのだ。

 

 

 

知らなかった。。。

 

 


年を取ると子供が出来づらいと

いうことは知っていたが

なぜ

出来づらいのか?

という本質を私は知らなかった。

 

 

そして、

先生が目の前に置いた紙。

これを見ると

明らかに卵の数がガクっと減って

いる箇所があった。

そのグラフの下には、

 

 


35と36

 

 

と書かれている

 


そうだ。これは、

 

35歳と36歳という意味だ。

 


つまり35歳というのは

 

 

卵にとって大きな要になる

 


年齢なのだ。

 


続けて
先生は私に

 

20代に比べて生理の量や期間が
変化してないか

 

 

と聞いてきた。

 

私は考えた。

 


たしかに変わっていた。

生理の量が少なくなったし

20代では、丸々1週間続いていた

生理が今は4日目にはもう

終わりそうな量なのだ。

若い時に比べて軽くなって楽になったと

ばかり思っていた。

 


だけどこの現象こそが

卵の数が減っている

「証」だったのだ。

 

 

 


先生は

 


35歳
「早めにここへ来て良かったですよ」

 

と言ってくれた。

 


そう言われたが。。。

 


私のココロの中は焦りで

煮えたぎりそうだった。

 

 

私は体力に自信があった

2年前、3年前とは何も変わって

ないと思っていた。

 

でも、ごまかすことも嘘をつく事も

できない

 

 

私は35歳なんだ。

 


時間が刻々と迫っているのだ。