秘密の妊活日記~私と赤ちゃんが出会うまで~

妊活で分かった夫の無精子症からの奇跡を書いたブログ

親友の妊娠~覚悟を決めるとは~

子供を作ろう!!

 

 

って意識する。

 


人によってはこんな風に意識する事なく
たまたまSEXをしたら授かったと
いう人もいるだろう。

 

 

でも結婚してそろそろ・・・と子供を望み
タイミングをとる夫婦はきっと多いと
思う。

 

 

私達夫婦は結婚してすぐに子供を
作ろうとは思わなかった。
それは私の仕事が起動に乗ってから。。。
と言う思いがあったからだ。
だから必ずSEXする時には
コンドームを使用していた。

 


その後、私の仕事も落ち着き
いつ子供は出来てもいいねっ
とコンドームを使う事をやめた。

 


私達は純粋というか、無知というか、
こういった類いの事を知らなすぎていて
コンドームをせずに中に射精する事で
子供ができると思っていた。。。まるで中学生だ。

 


もちろん出来る訳はなく
その後も授かる事はなかった。

 


だんだんと彼氏のような感覚から
夫=家族になり
やがてSEXの回数もどんどん減っていった。

 


マルオに対しての愛情が無くなった
訳ではなくただ、ただ意味はなく
減っていった。

 


二人での生活は楽しい。
食事に行ったり、旅行に行ったり
好きなようにできる自由な時間。

 


そんな中で私達夫婦の目の前に
同じように子供のいない夫婦が現れた。
私達が仲良くなるまでに時間はかからなった。


旅行にも行き
いつしか月に一度は必ず4人で会うことが
定期行事になった。

 

 

楽しかった。

 

とても・・・

 

 

夫婦で仲良くなれる友達が大人になって
できたことが嬉しかったし
何よりも同じような境遇だった事に
私はいつも安心していた。


そんな仲良しの夫婦に
ある日思いもよらない事が訪れた。

それは奥さんの

 


子宮筋腫

 


彼女の子宮にこの存在が判明した時には
すでに
子供は自然には望めない体になっていた。
医師からは
子供を望むなら今すぐにでも体外受精
治療を始めるべきだと。。。
つきつけられた。

 


きっとこの現実を目の当たりにした
彼女は
とても辛かっただろう。
とても不安だっただろう。
とても泣いただろう・・・

 


今ならその気持ちが痛いほどよくわかる


彼女が出した決断は

 


子供を産む。

 


この決断に私は人ごとのように
すごいな。
勇気あるな。
と感じていた。

 

彼女は子供を産む為に
たくさんの努力をした。

 

仕事をやめた。
家を引っ越した。
甘いものを食べなくなった。
カフェインをとらなくなった。
他にも
いっぱい
いっぱい
変えていった。

 

 

全ては赤ちゃんの為に・・・

 

 

彼女はすでに母の顔になっていた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


「赤ちゃん出来てたの。」

 

 

ある日いつものように4人で
会った時、彼女が報告してくれた。


やっぱり!!
心のそこから
絶対に大丈夫だと思っていた!
だから
この報告に私は驚かなかった。
むしろ当然の事だと思った。


彼女の治療はトントン拍子に
うまくいき
1回の治療で見事に授かる事ができたのだ。


それから彼女の身体は変化しツワリがおこり始めた


私たちは少し会う事を控えるようになった。

 

 

 

寂しい。な。。。

 

 

私の本音だ。。。。

 

 


もちろん赤ちゃんの事は
とても嬉しい
だけど、、、私はきっと、
いつも同じだった二人が遠くにいって
しまったような感覚に陥り寂しかったのだ。

 


だから


私達は決めた!!


私たちも子供を本気で作ろう!!!!

 


と。。。。。。

 

 

 

でも・・・

 

この時の私の覚悟はきっと
生温くて、甘っちょろい。。。
そんな覚悟だったんだ。